謎の村人の知恵袋〜歌う日常〜

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誰でも出来るビブラートのかけ方

      2016/02/15

今回のテーマは「ビブラート」です。プロの歌手のほとんどの方はビブラートを使いこなしていますね!ビブラートは聞く人に音の深みと揺らぎによる心地良さを与えると言われています。歌う人によっては自然にかかってしまう人もいて、逆にかからないで歌うほうが難しいという方もいるようです。当然私はビブラート出来ない組でしたが、シンプルな練習方法から始め、マスター出来ましたのでビブラートの解説から練習方法まで紹介していきたいと思います。

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1.ビブラートとは?

ビブラート(伊: vibrato)とは、演奏・歌唱において音を伸ばすとき、その音の見かけの音高を保ちながら、その音の特に高さを揺らすことである。バイブレーション(英: vibration)も似た言葉だが音楽においては、ビブラートには含まれないタイプの音の揺れや、感情の揺れ等を示すことが多い。

(引用:Wikipediaより)

「音の高さを揺らす」とされていますね。例えればソの音を基本となる音とした場合、高さを揺らす際はソ・ラ・ソ・ラ・ソ・ラ・ソ・ラ・〜♪と滑らかに繰り返す事が出来ればビブラートが成り立ちます。しかしこの方法、出来ない人が言われても簡単に実践出来る方法ではありません。初心者の方が練習するにはもっと簡単な方法があります。2項の中で、ビブラートの種類と合わせて紹介します。

 

2.ビブラートの種類

ビブラートの種類には大きく2つが存在します。「ピッチビブラート」と「ボリュームビブラート」です。それぞれについて解説していきます。すぐに感覚を掴む事が出来るのは「ボリュームビブラート」です!

2−1.ピッチビブラート

序盤で例を挙げた、ソとラの連続音のように、音の高低で揺らすのがピッチビブラートです。つまり、音の高低を司る輪状甲状筋※と輪状甲状関節※の動きがある程度重要となってきます。(※詳しくは喉の構造と高音域の発声方法ご参照。)動画で例を挙げますとこちらです。非常に分かり易いので、ボイスケアサロンさんの動画で引用させて頂きました。

これがピッチビブラートです。そして更にピッチビブラートにも2種類があります。それは基本となる音より上でかけるか下でかけるかの違いです。この動画では下でかけていますね。先ほどの例だと「ソ・ファ・ソ・ファ・ソ・ファ」という感じです。一般的には上でかけた方が音程がとれているように聞こえるようです。私の持論ですが、ピッチビブラートはボリュームビブラートを覚えた後に練習する方が良いと思います。理由として、ボイスケアサロンの動画でも後半で解説されていますが、輪状甲状筋が収縮するある程度の喉環境が整っていないと、筋肉の稼働に制限がかかり、うまく出来ない場合があるからです。また、喉だけを使って歌ってしまうような変な癖がついてしまうリスクもあります。(喉環境の改善に関する参考情報はこちら→ボイスケアサロンに2年間通った感想。)

2−2.ボリュームビブラート

横隔膜を使って音の強弱で揺らすのがボリュームビブラートです。つまり、音の高さとしては一定です。私自身、こちらのビブラートから練習して感覚を掴み、最終的にはピッチビブラートも出来るようになりました。ボリュームビブラートの感覚を掴む方法は簡単です。それは「あー」と発声している最中に、手でみぞおちのあたりを押したり引っ込めたりします。これだけで感覚を掴む事が出来ます。たったこれだけです。言葉だけでは伝わりづらいと思いますので、次で練習方法を解説します。

 

3.ビブラートの練習方法

この方の動画は非常に参考になります。僕自身、練習のきっかけがこの方の動画でしたので紹介させて頂きます。・・・つまり、この記事で書いてきた事はだいたいこの動画を観れば分かります(笑)

さて、練習方法ですが超簡単です。動画の2:24〜解説される、発声しながらみぞおちを手で押す練習をします。・・・これだけです。本当にこれだけなのです。ポイントとして、これをやっている時の「感覚」を大事にして下さい。この練習方法は「手」という外から圧力を加えてビブラートをかけますが、最終的には手なしで、横隔膜を呼気圧によりコントロールしてビブラートをかける事になります。そのため、みぞおち付近の感覚を覚えながら練習していきます。

ちなみに、みぞおち(横隔膜)のコントロールはあるアイテムを使う事で養う事が出来ます。必ずしも使う必要はないですが、声量アップも望めますのでオススメです。その名も「パワーブリーズ」。
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・・・パワーブリーズの解説や使用方法については過去記事(呼吸を鍛えるアイテム「パワーブリーズ」の効果とは?)でふれていますので参考にしてみて下さいね。

さて本題に戻ります。みぞおちを押す練習は、ただ発声して押すだけではつまらないので、ビブラートをかけて歌いたい課題曲を1つ選びます。私の例ですと当時、EXILEさんの「I Believe」にハマっており、「この曲でビブラートかけれるようになりたい!!」と強く思ったのがきっかけでした。

はい。という事で↑こちら〜♪ビブラートを練習するポイントとして、いきなりサビの部分で練習しない事です。何故なら曲のサビはキーが高い事やキーのアップダウンが激しい事からビブラートの前に声を出すので精一杯になる場合があるからです。キーに対する悩みがなければバンバンサビで練習しちゃって良いと思いますが、安定して出せる部分から始めましょう。I believeではサビ前の歌詞で以下青字にしている部分で自分のみぞおちのあたりを押します。

[ATSUSHIさんパート]
・あの日隣で見  君 楽しそう 横顔
・ふと思い出す度 僕 何故か急 切ない

[TAKAHIROさんパート]
・きっといつか 届いて欲し この気持ち
サビ前終了。

曲を聴きながら、歌っている本人に近しいビブラートを自分のみぞおちを押す深さや速さを変えて練習していきます。この練習を3ヶ月続けます!!毎日5分でも良いです。気付いたら鼻歌と同時にみぞおちを押す。練習時間をわざわざ取らずとも、ふとした時に出来ますね。そして、1曲に限らず様々な曲で練習する事で飽きてしまうのも防げると思います。まずは続けてみましょう。

 

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?今回紹介したビブラートの練習方法は喉に負担をかけない低リスクな方法かつ継続すれば必ず身に付ける事が出来るものです。「ビブラートなんてプロの歌手しか出来ないよ」なんていう考えは捨てましょう。中には最初から出来る人もいますが私はそうではありませんでした。初めて自転車に乗る時に補助輪をつけて乗ったように、最初は手をつけてみぞおちを押す練習ですが、何度も試行錯誤する事で必ず自転車に乗れる日が来ると思います。地味な練習ではありますが是非試してみて下さいね♪

 - 発声能力向上